

KUKA(クーカ)は、ドイツに本社を置く世界的な産業用ロボットメーカーです。
世界4大ロボットメーカーのひとつとして、自動車業界をはじめ、世界中のさまざまな分野で活用されています。
1898年にドイツで創業し、長年にわたり産業用ロボット分野を中心に技術開発を行ってきました。
現在では、小型ロボットから大型可搬ロボット、協働ロボットまで幅広いラインアップを展開しており、
用途に応じた柔軟なシステム構成にも対応しています。
KUKAのロボットの特長
01 位置決め精度
KUKAのロボットは、目標とした位置に確実に到達するための位置決め精度に優れています。これはロボットの幾何学モデルと制御技術の組み合わせによって実現されており、部品の組付けや加工など「狙った位置に正しく到達すること」が要求される用途で力を発揮します。さらに、KUKAが独自に提供する補正機能を適用することで、モデルと実機との差を限りなく小さく抑え、高い位置決め精度を持続的に確保することができます。
02 位置繰り返し精度
産業用ロボットにおいて最も重視される指標のひとつが位置繰り返し精度です。同じ作業を何度繰り返しても同じ場所に正確に戻れる性能は、生産工程の品質を安定させるために欠かせません。KUKAのロボットはこの繰り返し精度において世界的にも高い水準を誇り、わずか数十ミクロンの誤差で安定した動作を実現します。溶接や組立、ハンドリングなど、量産の現場で求められる「ぶれない精度」を確実に支えるのがKUKAの強みです。
03 軌跡精度
直線や曲線といったプログラムされた経路をどこまで忠実にたどれるかを示す軌跡精度もKUKAのロボットの大きな特長です。高速で動作する際や複雑な曲線を描く際でも、優れた制御技術と機械剛性によって理想の軌道から外れることなく動作を続けることができます。これにより、アーク溶接や塗装、研削加工といった「動きそのものの正確さ」が品質に直結する工程でも、高精度な結果を安定的に提供します。
04 絶対精度
オフラインプログラミングや複数ロボットの導入が進む現場では、指示した座標と実際の動作が一致することが欠かせません。KUKAのロボットは、KUKA独自の技術によって実機の個体差や組立公差を補正し、CADデータから直接生成したプログラムでも高い再現性を可能にしています。これにより、システム導入の効率が向上するだけでなく、異なるロボット間でも同じ精度で作業を行える信頼性が確保されます。
これらの高いスペックを実現する ベース・ボディの強剛性設計

どれほど優れた精度スペックを持つロボットでも、剛性が不十分では外力や振動によって性能を発揮できません。
KUKAロボットはベースやボディに強剛性設計を採用し、高負荷下でも位置決め精度・繰り返し精度・軌跡精度、
そしてAbsolute Accuracy(絶対位置精度)を現場で確実に再現します。
この強剛性設計こそが、長期的な信頼性と高難度加工における精度維持を支えるKUKAの設計思想の根幹です。
KUKA CNCについて
KUKA CNCは、KUKA独自のオプションソフトウェアです。(有償)
NCデータの細かな教示点を取り込めるだけでなく、数百ブロック先の教示点を認識し、
高品位で滑らかな軌跡を描くことができ、ロボットを工作機械のように動作させることが可能です。